こんにちは!開発くんです^^
ブログのネタを探していたら面白いものを見つけたので紹介します!
グーグルトレンドって知ってますか?
皆さん、グーグルトレンドって知っていますか??
グーグルのブラウザで特定のキーワードが世界中でどのくらい検索されているのかを調べることが出来るページになっています。

仕事中にパソコンをカチカチしていると偶然にも(不真面目な社会人ですね苦笑)このページにたどり着き、好奇心から国際協力関係のキーワードを探ってみました。
すると、興味深い検索トレンドを発見することが出来ました!!
国際協力・国際開発の検索トレンドは減少傾向
最初に検索すべきキーワードは、やっぱり「国際協力」「国際開発」でしょうということで調べてみました。
ということで、まずは「国際協力」から
グラフの見方として、グーグル先生によると、縦軸は”人気度”、横軸は”期間”を表しています。
このグラフから分かるように、「国際協力」の人気度は、年々減少している状況です。
同様に、「国際開発」を調べてみると、
「国際協力」と比較すると、そこまで顕著ではないですが、「国際開発」の人気度も減少傾向にあることは分かるかと思います。
いくら若者の人口が減った、海外志向の若者の数が減ったといって(まぁ、本当かどうかは定かではないですが。)も、こんな顕著に検索トレンドで「国際協力」「国際開発」の人気が落ちているのを見ると悲しくなりますね苦笑
近年、国際協力・開発系の学部があちこちで新設されており、国際協力、国際開発って身近になってきて盛り上がってきているんじゃ、と個人的に思っていたようですが、それは自分の周りにそういう人たちが集まっていただけかもしれません笑 バイアスかかりすぎですね苦笑
JICA・開発コンサルタントはどうか?
では次のキーワード「JICA」「開発コンサルタント」にいってみましょう!
「JICA」の検索トレンドは、以下となります。
多分、皆さんも予想していたとは思いますが、漏れなく「JICA」の人気度も減少傾向にあります。
今より昔の方が「JICA」が検索されていたっていうのは感覚的には変(先輩たちに話を聞くと、JICAって一般的に認知度が低い組織だったらしい。)なのですが、ここはグーグル先生を尊重しましょう!
ちなみに、皆さんも気になっているとは思いますが、2017年あたりで何故か人気度が高まっていますよね??僕も気になりました。
時期を調べてみると、2016年8月でした。そう、バングラディッシュのテロ事件があった時です。あの事件では開発コンサルタント数人が巻き込まれることになりました。テロとか戦争とか本当に嫌ですね。一般国民からすると何のメリットもない気がするんですが。。。
まぁ、そういうことで、JICAの検索人気度が高まっていたことも反映されていることを考えると、このトレンドの信憑性は高いという気がしてきます。
では、「開発コンサルタント」に入ります。
はい、こちらも難なく減少気味ですね。というか、自分で書いていてあれですが、少し飽きてきました笑
開発コンサルタントの仕事って現場に近い業務が多く、面白い割に全然人気ないし、そもそも知られていないんですよね。多分、国際協力・国際開発をしたい人がイメージする仕事に、NGOの次に近いと思います。
知られていない理由ですか??
JICAが開催している説明会などで事業説明する時に、まるで自分たちが事業の運営・実施をやっているかのように説明するからです(と個人的に思っています。)。
基本的に、JICAは事業の管理しかしていないでしょ!!
と声を大にしていいたいです。
業界の仕組みについては、別の記事で説明しています。
まぁ、開発コンサルタントも仕事で忙しいからか、あんまり広報していないのも問題があるんですけどね。。。ということで、国際協力に関心のある知り合いの方に、このブログを宣伝していただけると嬉しいです!!!^^
SDGsは凄かった。
もうこの記事を終わりにしたいんですけどね笑 最後に「MDGs」と「SDGs」だけは紹介させてください。一気にいきます!!
・「MDGs」と「SDGs」の比較検索トレンド(別のキーワードの検索トレンドを比較も出来るようになっています。)
どうですか!?!?
「SDGs」凄くないですか!?!?
むしろ、「MDGs」がしょぼすぎるのか。。。。
さらに、「国際協力」と「SDGs」を比較してみました。
もう「国際協力」なんて目じゃないくらいぶっち抜いてますね笑
このことから、「SDGs」というのは、国際協力という枠組みを超えたものとして扱われていることが推測できるかと思います。
昔は「途上国=国際協力」だったのが、今は「途上国=SDGs」になってきており、そこには援助機関だけでなくビジネスセクターが入り込んでくるようになったのが、この検索トレンドに表れているのかなと考えています。
そう考えると、今後、「国際協力」「国際開発」といったワードは、非常に限られた人たちのみが使うワードになるのではと思います。そういう意味において、
「国際協力」はオワコン
になるかもしれませんね笑
なので、これから、国際協力・国際開発業界で働きたいと考えている、開発くんより若い方々には、既存の国際協力・国際開発を超えた発想を持って世界の社会課題に取り組んで欲しいと思います。次の国際協力を作るのは、今このブログを読んでいる”あなた”かもしれません。
今回の記事は以上となります!!皆さんも気になるキーワードあれば検索してみてください!
私・僕はこう思います!!みたいなコメントあれば、是非してください!
では!!
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